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7月 15. 2021

「小学校高学年向け!性教育のポイントは?〜男の子編〜」

今回は、前回の「女の子編」に引き続き、「男の子編」の小学校高学年向けの性教育のポイントをお伝え致します。

実は「女の子」よりも「男の子」の方が、思春期になると「母親が異性である」ことを意識し始めるため、とても「ナイーブ」なのかもしれません。

また、これまで「母親から思春期の男の子への性教育の対応は?」「男の子には、同性である父親から伝えてもらうことがいいのかな?」ということは、あまり伝えられてきませんでした。

そんな中で、今回は思春期の男の子へ向けての「性教育のポイント」をお伝えいたします。

・男の子への性教育は可能な限りパパに主役になってもらいましょう

女の子とは違い、男の子にとってパパは一番頼りになる同性ですし、身体や心の成長を経験してきた先輩です。ですので、可能であれば、パパから息子さんへ「精通」といった性教育のお話をしてもらうのはどうでしょうか?

日本ではまだまだ「家事や子育ては母親の仕事だ!」という考えも根深く「どうやって息子に性教育をしようか悩んでしまうわ〜」というママも多いと思うのですが、意外にも「旦那さんの役割にしたら息子にしっかりと指導してくれた!」というご家庭もあるようです。

「男同士、しっかりと語り合おう!」と張り切ってしまうパパもいらっしゃるようですし、「これで息子との繋がりが強くなったぞ!」と喜ばれるパパもいらっしゃるようです。

普段は仕事で忙しく、どうしてもお子様との触れ合いが少なくなってしまうパパも多いとは思いますが、やはり「自分の子供のために」という気持ちは、何よりも「パパの誇り」になるのではないでしょうか?

同性同士の性教育は「実体験」を伴いますから、リアルなものです。

これを通じて、パパと息子さんの絆が深まれば「一石二鳥」どころではありませんよね?

ただし、パパによっては「性教育なんて、放っておけば勝手に覚える、わざわざする必要はない!」という考えの方もいらっしゃるようです。そのような場合、無理をして夫婦間の関係性が悪くなってしまっては元も子もありません。夫婦で話し合ってみて、難しいようであればお母様が息子さんに「性教育」をする形になるかもしれません。。

また、パパとママが違う事を教えてしまってはお子様が混乱してしまうので、予め夫婦間で打ち合わせをしておき、役割分担をして、しっかりと息子さんに対して「性教育」を行うようにしましょう!

・男の子の「精通」などの話は、女の子の「生理」よりもナイーブです

今まであまり語られてきませんでしたが、思春期の男の子は、とてもナイーブです。

特に、第二次性徴の「精通」などは、「母親にだけは知られたくない」と思っているお子様も、多いようです。

もちろん、ここでも、幼少期からのお母様と息子さんの関係性により、しっかりとした信頼関係を築くことができており、息子さんが「ありのままの自分」を認められているようであれば、お母様に知られても「別に何も思わない」という男の子も、います。

まず、そもそも「精通」が始まったことについて「お母さんには知られたくない」と思っているお子様がいる、ということを知っておきましょう。

また、ここでも、可能であれば「息子の精通が始まり、悩んでいるようだけど」というようであれば、一番息子さんにとって身近な男性であるパパに一度相談してみると良いかもしれませんね。

・精通は10~15歳ころで始まるパターンが多いです

女の子の「生理」は10~13歳頃で始まることが多いのですが、男の子も同じく10~15歳頃、主に12歳前後で始まる男の子が多いようです。

大体小学校6年生くらいですね。

もちろん、体格などによりも個人差があります。

あまり遅くまで始まらないと、気にしてしまう男の子もいるようですので「成長には個人差がある」ということを伝えておくようにしましょう。

・10歳頃までに「パンツが汚れたら、自分でパンツ洗い!」をとにかく徹底しておいてください

男の子の中には、とにかく「精通が始まったこと」をお母さんに知られたくなく、汚れたパンツを無言で洗濯機の中に入れてしまう子や、また、中には「どうしたら良いのか分からなくて、コンビニのゴミ箱に捨ててしまった」というような子さえいるのです。

こうなると、とにかく男の子は「傷ついて」しまい、その後の「自尊心」や「自己肯定感」を大きく落としてしまうことになりかねません。

そうならないためにも、できれば幼少期から「パンツを汚したときには、いつでも、自分で洗って、洗濯機の中に入れておいてね。お母さんが、洗濯するのが楽だから」と伝えておき、「パンツにおしっこやうんちが付いてしまった」時に、自分でパンツを洗うような習慣を付けておくようにしましょう。

普段から、自分で、頻繁にパンツを洗っておけば「パンツ洗い=精通が始まった」にはならないからです。

・「精通」について知らないまま精通を迎えると、ものすごくびっくりしてしまう男の子もいるようです

今では小学校5年生の頃に、女の子には「生理」のことを、そして男の子には「精通」のことを教える学校が増えているようですが、中には、今でも男の子に対する性教育を実施していない学校もあるようです。

「精通」の知識がないまま精通が始まってしまうと、お子様の中では、びっくりしてしまい「自分って何かの病気なのかも・・・もうすぐ死ぬかもしれない」と、不安な顔で保健室の先生に相談した、という男の子もいらっしゃるようです。

そうならないためにも、可能であれば、やはり10歳くらいまでに「精通」に関してしっかりと教えておくことがベストです。

・親から話せるようであれば、言葉で教える

・うまく話しづらいようであれば、本や冊子などを渡して、自分で読んでもらう

などをして、お子様自身に「精通」の知識をしっかりと教えておく必要があります。

簡単ですが「小学校高学年の男の子向け」の性教育の内容をお伝えさせていただきました。

思春期の男の子はナイーブです。

可能な限り、パパと一緒に性教育を行っていくのが理想的です。

ここでつまずいてしまうと、その後の「自尊心」が大きく傷ついてしまうことがあります。できるだけお子様の心に寄り添い「ありのままの自分を愛せる」方向へと導いて行くことができたらいいですね!

参考書籍

「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」

のじまなみ著 辰巳出版

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ツキとナミ 運営事務局
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