海外ではどうなの?

7月 16. 2021

「自己肯定感ってそもそもどうして大切なの!?」

「ツキとナミ」では「ありのままの自分で生きられるお子様」を増やすために「ユネスコ国際セクシュアリティ教育ガイダンス」を元にした「新しい性教育」の内容をお伝えしております。

日本でも「自分に自信があることが大切ですよ」「自己肯定感を高めましょう」と言われだしたのは、ここ10年以内くらいです。

また、2014年頃「アナと雪の女王」が大流行し、その中で「ありのままの〜」という主題歌が歌われたことにより「ありのままの自分で生きて、いいんだ!」と思う人が少しずつ増えてきた」という背景もあります。

では、この「自己肯定感」はどうして大切なのでしょうか?

「ツキとナミ」では「自己肯定感の重要性」に関して、シリーズ化してお伝えしていきます。

・海外と比べて、日本人の自己肯定感は低い

国連やユニセフなどが、定期的に世界中の子供に対して「自己肯定感」や「自己幸福感」などの調査をしていますが、日本人の「自己肯定感」や「自己幸福感」は低いです。

西洋社会と、日本社会では「文化」が大きく異なりますし、日本では「謙遜が良いものだ」という思想もありますので、単純に比較することは難しいのですが、お隣の韓国や中国に比べても、「自分に自信がないお子様」が多い状況とみられています。

・日本で「自己肯定感の重要性」が唱えられ始めたのは2014年頃からです

お子様の「自己肯定感」だけではなく、2014年に内閣府が日本を含めた7カ国で満13〜29歳を対象とした意識調査にて日本人は「自分の人生に満足している」という人が他国の人に比べ、半数以下ということが分かり、この頃から「自己肯定感」という考え方が広まってきました。

いずれにせよ、日本でのこの「自己肯定感を高めましょう」という意識は、非常に「新しいもの」と言えるようです。

・自己肯定感を高めるメリット

自己肯定感を高めることによるメリットを見ていくことにしましょう。

1.肯定的な視点を持つことができる

物事において「前向きな視点」から物事を捉えられるようになり、物事を「肯定的」に見ることができるようになります。

2.気持ちの切り替えができる

誰でも失敗はしますし、それで落ち込むこともあります。

「自己肯定感が高い」と、「前向きな視点」が持ちやすいので、失敗をしたり、落ち込んだりすることがあっても、一度落ち込み、気分転換をしたら、前向きに取り組むようになれます。

3.人と自分の違いを受け入れる事ができる

自己肯定感が高いと「人は人、自分は自分」という考えを持つことができ、自分自身のことを尊重できますし、当然ですが「相手のことを尊重する」こともできます。

つまりは多様性を受け入れる「器」ができる、ということです。

4.生きやすい

ありのままの自分を受け入れているため、感情が安定しやすく、「日々を楽しく」過ごすことができるようになります。

「心地よい日々」を過ごしやすくなる、というわけです。

5.「自分」が確立されている

自己肯定感が高い人ほど、自分の軸がしっかりとしています。

自分の人生は自分で決める、決めるのは他人ではなく、自分といった自分軸で生きています。

6.自分の考えや思いを他者に伝えることができる

しっかりと自分の考えや意見を相手に伝えることができます。また、嫌なことに対しては「NO!」とはっきりと言うこともできます。

相手の顔色に流されず、素直に自分の意見や考え、思いを他者に伝えやすくなります。

7.人の話に耳を傾けることができる

「自己主張」ができるのと同じく「他人の意見」も聞き入れることができます。

「人は人、自分は自分」ですから、自分と他人の意見が違うということを受け入れており、相手の意見も尊重することができます。

・自己肯定感は幼少期に基本ができることが多いようです

この「自己肯定感」ですが、幼少期の環境によって大きく決まると言われています。

基本的には3~4歳頃から始まると言われており、12歳くらいまでで、自己肯定感のベースは決まりやすいと言われています。

人は誰もが「自己肯定感」を持っていますが、育つ環境や幼少期からの経験により、自己肯定感は高くも低くもなっていくのです。

また、幼少期に親から振り回されるなど、トラブルが多い環境で生活していると、周りのことを尊重できず、どうしても自己肯定感は低くなってしまうようです。

ただ、大人になってからでも、もちろんですが、自分のとらえ方や努力で「自己肯定感」を高めていくことは可能です。

以上、簡単ですが「自己肯定感が高いことによるメリット」をお伝えさせて頂きました。

「自己肯定感」をさらに越えた「自己受容」というものもあり、欧米などは「自己受容」のの考えを持つ方が多いです。

これを書いている筆者は、幼少期をアメリカで過ごしていますので「自己受容」の次元で生きています。

なかなか日本では語られることのない「自己受容」に関しても、少しずつお伝えしていきますので、楽しみにしていてください。

一人ひとりが「ありのままの自分を認める」ことができ「相手のことも認める」ことができ、そして、「誰もが輝く社会」を目指すことができたらいいですね。

参考URL

ユネスコ国際セクシュアリティ教育ガイダンス

国立青少年教育振興機構 自己肯定感とはなんだろう?

内閣府 日本の子供たちの自己肯定感が低い現状について

  • SHARE

WRITER PROFILE

ツキとナミ 運営事務局
記事一覧へ