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7月 26. 2021

読書が人生に与える影響は絶大!幼少期から読書習慣を身に付けよう!

「youtubeがあり、NETFLIXがあり、ゲームがあるこのご時世、読書は本当に必要なのかな…」
インターネットやテレビゲームがこれほど普及している現在、読書の必要性を疑問視している方は多いのではないでしょうか。
たしかに、youtubeでは非常に魅力的なコンテンツが無料で楽しめます。有益な情報を得るためのツールとしても非常に優れています。
しかし、現在30代半ば、インターネットの普及前後を知っている私からすると、読書の必要性は依然重要だと考えています。むしろ、読書によって身に付く読解力や想像力は、AIに多くの仕事を奪われる未来において、より重要性を増していると言っても過言ではありません。
本記事では、幼少期の読書経験で身に付けた能力を活かして国立大学に進み、現在は経営コンサルタントとして活動中の筆者が、読書によって身に付く能力、そして読書が人生に与える影響についてお伝えします。

ぜひ最後までお付き合いください。

①読書によって身に付く能力とは?

「幼少期の読書が大切」という話はなんとなく耳にしたことがあるかもしれませんが、一体どのような意味で重要なのかという点は明文化されていないことが多いです。
ここからは、読書によって身に付く能力についてお伝えします。

●読解力
まずは何といっても読解力です。本を1冊読み通し、何が書いてあるのかを理解するのには、実はかなりレベルの高い能力が必要です。数十ページ、数百ページの中にぎっしりと埋め込まれている文字の海の中に飛び込み、溺れることなく最後まで文章を理解し続けるというのは、相当な読解力が必要ですし、本を読めば読むほどこの能力は高まっていきます。
読解力がある大人は、ややこしい契約書やクライアントからのクレーム文書をすらすらと理解することができます。読解力がないと、上司からの指示が記載されたメールを理解するだけでも一苦労です。

●文章力
次に、文章を書く力です。読書という行為は、プロの文章に触れるということに他なりません。小説だろうが伝記だろうが、モノを書いてお金をもらっている人の文章を読むことで、起承転結や正しい「てにをは」など、いつのまにか文章を書く力が高まっていきます。文章力だけでなく、日常会話ではなかなかお目にかかれないような美しい日本語や漢字も、記憶の中に残っていきます。
余談ですが、私は幼少期から江國香織さんやよしもとばななさんの本が大好きだったため、私の文章スタイルは彼女たちの文章に多分に影響を受けています。このように、プロの文章に触れることで、自身が書き記す文章のレベルも高くなっていくのです。
文章力のある大人は、誰もが一読して理解できるような美しくて分かりやすい文書を作成することができるため、「あの人は頭がいい」と思われやすいです。
一方、文章力のない人が作成した文書は、解読するのに非常に骨が折れ、不要なストレスを周りに与えてしまいます。

●想像力
3つ目は、想像力です。小説は漫画や絵本と異なり、各ページに挿絵が載っているわけではありません。このため、小説の場面や登場人物の姿などを思い描くには、かなりの想像力が必要です。
さらに、作中に登場するキャラクターの気持ちも想像しなければならない場面も多く出てきます。小説が大人向けになればなるほど「嬉しい」「悲しい」「恥ずかしい」のような、直接的な感情表現は使われなくなっていきます。「思わず夜空に向けてウインクした」「電車のごうごうという音が、穴の開いた私の心にこだましていた」のように、比喩表現から登場人物の心情を読み取らなければなりません。
このように、小説の舞台をイメージするためにも、登場するキャラクター達の心情を正確に読み取るためにも、読書には想像力が必要なのです。
想像力のある大人は、リスク管理が上手です。一歩先、二歩先に潜む危険を想像し、回避したり潰しこんだりする策を予め講じることができます。想像力に乏しい大人は、行き当たりばったりで行動するため、様々なミスを頻発させます。

●EQ
4つ目は、近年注目されているEQです。EQとは「こころの知能指数」と呼ばれており、相手の感情を慮り、自身の感情もコントロールできる能力です。
小説を読み進めていくと、登場人物たちの心の揺れ動きが細かく描写されていることが分かります。例えば小説の中では、人は好きな相手と目が合うとドキドキしたり、嫌な上司にしつこく食事に誘われると不愉快な気持ちになったりします。このような「きっかけ+心情」がつらつらと描かれているのが小説です。このため、小説を読み進めていけば、人間はどんなきっかけで傷つき、喜び、涙を流すのかが分かります。例えば自分と目が合って顔を赤らめている人を見たら「自分に気がある」と分かるようになりますし、逆に自分の誘いに対して顔をしかめられたら、自分は嫌がられていると分かるようになるのです。
このように人間の心情の揺れ動きとそのきっかけをいくつも「追体験」することで、現実世界で応用し、人の気持ちを理解できるようになるのです。
EQの高い大人は、周囲の人々の感情を鋭敏に察知することができます。人間がどんなきっかけでどんな心情になるかを理解できているので、周囲の人にかける声やアドバイスも適切なものを選ぶことができます。EQの低い大人は、いわゆる「空気が読めない」「勘違い男/女」のように揶揄されがちです。

②子供が読書習慣を身に付けるための方法とは?

ここまで読書によって身に付く能力と、それら能力がある大人とない大人の典型的な例をお伝えしました。
読解力も文章力も想像力もEQも高い大人に育ってほしいと考えるのは、どの親も共通なのではないでしょうか。

では、どうすれば読書習慣が身に付くのでしょうか。私の考える最良の方法は、絵本→漫画→挿絵の多い本、のように徐々に絵よりも文字の方が多くなっていくようにすることです。中でも、まずは子供が興味のありそうなジャンルの本だけを与えるようにしましょう。私は幼少期から大の読書好きでしたが、母親が「強要」してくる偉人の伝記や「課題図書」には目もくれず、興味のあった恐竜や幽霊の類の話ばかり読んでいました。もし偉人の伝記しか買い与えられなかったら、絶対に読書好きにはなっていなかったことでしょう。大人が洋服に好みがあるように、子供にも読みたい本があるのです。

このように、子供の興味のあるジャンルの本、それも絵がたくさん描いてある本からスタートすることが重要です。

③まとめ

ここまで、読書について述べてきました。身も蓋もない話ですが、国立大学出身の友人で、読書が嫌いな人は1人もいません。「幼少期にたくさん本を読んだか」というアンケートを取ったら、おそらく100%が「yes」と答えるでしょう。もちろん、大人になってからの優秀さを左右するのは読書がすべてではありませんが、大きな要因を占めているのは確かです。

ぜひ、お子さんに読書習慣がつくようにしてみてくださいね。

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WRITER PROFILE

ツキとナミ 運営事務局
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