妊娠・妊活
妊活、妊娠は、様々な悩みや不安がつきもの。パートナーと一緒に乗り越えていけるよう、正しい知識をもとに、不安の解消やお悩み解決に少しでもお役に立てるような情報を発信していきます。
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性科学から紐解く、心地よい性生活のヒント
パートナーシップの中でも、大切な性生活。パートナーと心地よい時間を過ごしたいと思っても、痛みがあってリラックスできなかったり、さらにはパートナーにも申し訳ない気持ちを持ったり、性行為自体に消極的になってしまったりする人も少なくありません。痛みには様々な理由がありますが、痛みを軽減し、お互いの満足につながるコツや知識があるそうです。産婦人科医で日本性科学会認定セックス・セラピストの早乙女智子先生に聞きました。(※本記事内では、便宜上、生物学的な男性を男性、生物学的な女性を女性と表現し、また身体の性が男女の組み合わせでの性行為を中心に解説しています。しかし、現実の性別のあり方は様々です。) 監修/話題提供 早乙女智子/産婦人科医・往診専門医・認定セックスセラピスト 女性の健康を守るのに欠かせない「妊娠出産関連費用の無償化」を!女性の外陰部をないもののように扱ったり軽く考えたりすることに憤り、「会陰切開はおせっかい」に集約される女性の人権、健康、生き方に関する啓発活動を行ってきました。 ●月光会さおとめ智子ジェンダー政策研究会主宰●日本性科学会副理事長●世界性の健康学会(WAS)理事●神奈川県立足柄上病院 非常勤医師●Sola Clinic 非常勤医師 性科学の視点で紐解ける性の悩みとは? セックス�
もっと読む10月 20. 2023#コミュニケーション -
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産婦人科医に聞く!不妊治療のこれからと課題とは?
2022年の4月から不妊治療が保険適用となったことを受けて、前回は不妊治療について、始めるタイミングや治療の選択肢についてお伝えしました。(不妊治療、いつから始める?どんな種類がある?) 今回は、不妊治療の今後の支援や助成金の見通し、課題を産婦人科医の柴田綾子先生にお聞きしました。 産婦人科医 柴田綾子先生 2011年医学部卒業。妊婦健診や婦人科外来のかたわら女性の健康に関する情報発信を行っている。著書に『女性診療エッセンス100』(日本医事新報社)など。 保険適用にならなかった不妊治療の選択肢 ーー今回保険適用にならなかった不妊治療の選択肢としては、どのようなものがありますか? 2022年4月の不妊治療の保険適用にあたって国内でもさまざまな議論があり、結局保険適用にならなかった治療法もあります。 たとえば、治療開始時に43歳以上の女性の不妊治療は保険適用されず、全額自費となりました。不妊治療にはこれまで各自治体が助成金を出していたのですが、今回の保険適用によって、今まで自治体の助成金を受けられていた43歳以上の方への補助がなくなってしまいました。43歳以上の方への助成金を復活させている自治体もありますが、あくまで一部に限られています。 また今回、一部の不妊治療クリニックでおこなっているけれども保険適用にならなかった中で「先進医療」と位置付けられている治療法
もっと読む7月 19. 2022##不妊 -
不妊治療、いつから始める?どんな種類がある?
2022年の4月から不妊治療が保険適用になったことで、不妊治療を受ける夫婦が増えてきています。不妊治療にはさまざまな種類の方法があり、どう選んでいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。 今回は不妊治療について、始めるタイミング、治療の選択肢などを産婦人科医の柴田綾子先生にお聞きしました。 産婦人科医 柴田綾子先生 2011年医学部卒業。妊婦健診や婦人科外来のかたわら女性の健康に関する情報発信を行っている。著書に『女性診療エッセンス100』(日本医事新報社)など。 不妊治療を始めるタイミング ーー不妊治療を始めるタイミングはいつですか? まず「不妊」の定義なんですが、日本では、パートナーと性行為のタイミングを合わせたりして自分たちで1年間妊活しても妊娠できない状態のことをいいます。ただし、年齢によっても不妊治療を始めるのにオススメなタイミングは変わってきます。女性が30歳未満であれば、まずは1年間妊活してみて、それでも妊娠しないということであればクリニックを受診するのが一般的だと思います。 しかし女性が30歳を超えると、1年待っている間に妊娠率がどんどん下がってきてしまうので、6カ月ぐらい自分たちで妊活して妊娠しなかったら、不妊治療専門の病院を受診していただくのがオススメです。もしも40歳で妊活を始めるのであれば、すぐに専門の病院に行って不妊治療を始めたほうがよいと思います。これはあくまで一般的な目安であり、より早くに不妊治療や検査を受けても全く問題ありま
もっと読む7月 15. 2022##不妊