
生理
生理の基礎知識、生理痛、PMSなどの正しい対処法を掲載。実際の体験談などを交えて、一人ひとりが違ったお悩みを持ち、どう対処しているのか、どうコントロールしているのか、を発信していきます。
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サインを見逃さないで!いつもと違う生理痛に要注意!
婦人科系の病気はさまざまなものがありますが、今回は私が体験した卵巣のう腫という病気で手術した経験をお話したいと思います。 当時の私の生理痛は比較的軽く、少しお腹が痛いかな?といった位で、生理中だからといって特に制限なく生活していました。そんな生理3日目のこと。突然、今まで感じたことのないような強烈な腹痛に襲われました。 お腹が張るようなそれでいて鉛での入ったのかと思うほどの重さのある何とも言えない痛み。動くことができず、背中を丸めて歯を食いしばって痛みを堪えるので精一杯なほどの痛みでした。30分ほど痛みは続きましたが、少しずつ回復に向かい、普通に動けるようになりました。 卵巣のう腫発覚までの小さな違和感 生理も終わり、あの強烈な腹痛が何だったのか気になりながらも、仕事や遊びにと忙しく過ごしていました。しかし、あの強烈な腹痛以降、何となく下腹部が張っている感覚がずっと残っているような気がしていました。 「なんだろう?便秘かなぁ?」 なんて、呑気にしていたのですが、この頃、知人たちが立て続けに婦人科系の病気にかかったという噂を小耳にはさみ、いつもならこのくらいの体調不良はそのままにしてしまう不精者の私が、ちょっと病院で相談してみようかな?という気になったのです。今思えば虫の知らせだったのかもしれません。 そうはいっても婦人科系の病気だと自分では確信できないので、まずは総合内科で診察してもらったところ、とりあえずエコーでお腹を見てみましょう、とのこと。
もっと読む7月 30. 2021#体験談 -
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おすすめのフェムテック用品①!?
〜まず、取り入れやすいものを考えてみましょう!〜一人でも多くの方が『快適な生活』を送って頂けることを目標に、少しずつ「おすすめのフェムテック用品」をお伝えしていきますので、ぜひお付き合いください。 ちなみに「フェムテック」とはFemale×Technologyの造語で「科学技術を元に、女性の抱えている問題を解決すること」を目標としています。 実際に、日本だけではなく、アメリカのシリコンバレーでも2015年くらいからスタートアップ企業への多額の投資が行われており、その勢いは、ますます加速しています。 21世紀の現在では、女性の抱える諸問題も「テクノロジー」を元に解決できるのです! 元々、日本においては「血=穢れ(けがれ:汚いもの)」という考えがあり、江戸時代には、生理中の女性が「生理部屋」に隔離されていた、という風習もありました。今でも「生理=我慢するもの」「生理=面倒くさいもの」というイメージが大きいのですが、女性の社会進出も進んでいる昨今では、少しでも「生理=快適に過ごすもの」「生理=色々なグッズを使って楽しむもの」という考えも出てきています。 更に、今は「江戸時代」ではありません笑。 「生理=汚いもの」「生理=穢れ(けがれ)」「生理がある女性は汚い存在だ」という根深い思い込みがあった江戸時代には、生理を解決するようなテクノロジーはなく、更には「生理用ナプキン」も「サニタリーショーツ」もありませんでした。 今では「科学技術の発展により、少しでも生理を快適に」過ごすことができる時代へとなりました。そんな現代に「生理があるから女性は汚い存在」と考える理由はありません。 また、「フェムテック」が進むと同時に女性だけでなく「男性にも更年期」があるという存在が少しずつ解明されるなど「男女ともに生きやすい」社会を作っていこ
もっと読む7月 8. 2021#ショーツ型ナプキン -
いつもお腹が痛い「子宮腺筋症」を治療して
生理中でもないのに、なんだかいつも子宮のあたりが痛い気がする…、生理痛がひどくて出血も多い…。隠れていたのは、「子宮腺筋症」という病気でした。 治療を受けての、私の体験談をご紹介します。 子宮が大きい?「子宮腺筋症」とは 生理中の重だるい痛みや、お腹をこわしたときのような急激な痛み…、それとは違ってなんとなく続く鈍い下腹部痛を感じたことはありませんか?いまアラフォーの私は、若い頃からお腹に痛みを感じることが多く、気になっていました。「お腹が痛い!」と受診するほどでもないけれど常にぼんやりと子宮あたりが痛い、この原因は何かしら…と。 先日、子宮がん検診のついでに先生に相談してみました。すると、検診とは別に内診でのエコー検査も一緒に受けられることになったのです。 エコー検査の結果、私は「子宮が大きい」とのこと。子宮が大きいと何が悪いのか分からず戸惑う私に、先生は「子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)」という病気について説明してくれました。 子宮腺筋症とは、子宮内膜に似た組織が子宮内の筋層の中で増殖する病気で、それによってだんだん子宮が大きくなるとのこと。ほかにも、生理の出血量が多く痛みがひどい、慢性的な下腹部痛が特徴なのだそうです。どちらも当てはまる私は、思わず「その通りです!」と身を乗り出していました。 女性ホルモンの治療で腹痛がなくなった!
もっと読む3月 8. 2021#セルフケア