LGBTQ
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「セクシュアルヘルス/ライツ」って何だろう?
前回は、リプロダクティブヘルス/ライツについてお話しました。(「リプロダクティブヘルス/ライツ」って何だろう?) 今回は、セクシュアルヘルス/ライツについて紹介します。似た概念ですが、それぞれに共通することがあり、現在ではセクシュアル・リプロダクティブヘルス/ライツと一つの言葉で表現されることが多いです。 セクシュアルヘルス/ライツとは何? 「セクシュアルヘルス」は、自分の「性」について心身ともに満たされた状態で、幸せを感じられ、その状態が社会的に認められていることです。「セクシュアルライツ」は、セクシュアリティ「性」について自分で決められる権利のことです。もう少しわかりやすく説明すると、自分が愛する人、自分のプライバシー、自分の性的な快楽、自分の性の在り方(自分は男である・女である・どちらでもない)について自分で決められる権利です。 セクシュアルヘルス/ライツに含まれること セクシュアルヘルス/ライツにはどのようなことが含まれるかを紹介します。 ①LGBTQIA+とは 「セクシュアルヘルスライツ」は、男女共に持つ権利です。この概念には、性のマイノリティを表す「LGBT」も含まれています。現在では、「L:レズビアン」「G:ゲイ」「B:バイセクシュアル」「T:トランスジェンダー」だけでは表せないということで、「LGBTQ」「LGBTQIA+」という言葉も
もっと読む8月 19. 2021#LGBTQ -
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「リプロダクティブヘルス/ライツ」って何だろう?
「セクシュアル・リプロダクティブヘルス/ライツ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。英語で書くと、「Sexual and Reproductive Health and Rights」となり、「性と生殖に関する健康と権利」と訳されています。初めて聞いたという方も多いと思います。今回と次回の2回に分けて、セクシュアル・リプロダクティブヘルス/ライツについてお話します。(「セクシュアルヘルス/ライツ」って何だろう?) セクシュアル・リプロダクティブヘルス/ライツとは何? 「リプロダクティブヘルス/ライツ」は、1994年にカイロで行われた国際人口開発会議で国際的な承認を得た考え方です。生殖について語られていましたが、セクシュアルな部分もリプロダクティブヘルス・ライツに関係するため、最近では「セクシュアル・リプロダクティブヘルス/ライツ」と呼ばれるようになりました。 この言葉は、「セクシュアルヘルス」「リプロダクティブヘルス」「セクシュアルライツ」「リプロダクティブライツ」という4つの言葉が含まれています。それぞれどのような意味があるか説明してきましょう。 言葉の意味 「セクシュアル・リプロダクティブヘルス/ライツ」は、男女共に持つ権利です。ひとつずつ言葉の意味を解説します。 ①「セクシュアルヘルス」 自分の「性」について心身ともに満たされた状態で、幸せを感じられ、その状態が社会的に認められていることです。 ②「リプロダクテ�
もっと読む8月 18. 2021#LGBTQ